LINEに自分のトーク内容が使われないか不安。設定でオフにできる?

友だち同士のトークの内容は利用しないと、LINEヤフーの公式ページは説明しています(公式アカウントとのトークは扱いが違います)。
自分で切り替えられるのは、主に「ホーム」→設定(歯車)→「プライバシー管理」の中の「情報の提供」と「広告の設定」、それに「アプリからの情報アクセス」です。
トークの暗号化(Letter Sealing)はオンの状態で提供されており、オフにはできないと公式ヘルプに書かれています。
公式アカウントとのトークは扱いが違う。同意は任意で、いつでも設定から変更できる
LINEは家族との連絡から自治体の予約まで入口になっていて、やめるという判断がしにくいアプリです。設定の項目名だけではトークとの関係が分からないので、公式の説明を暗号化と情報の利用範囲に分けて見ます。
暗号化について公式ヘルプは「セキュリティ保護の強化の観点から、レターシーリングをオフにすることはできません」としています。対象はテキストメッセージや画像・動画、ファイル、1対1トークの通話などです。グループトークの通話やミーティング、アルバム、ノートは対象外と書かれています(Letter Sealingとは?)。
「サービス向上のための情報利用に関するお願い」の詳細ページは、ユーザー同士のトークについて「形式に関する情報及び使用されたスタンプ及び絵文字を利用しますが、テキストメッセージや画像・動画などのトークの内容は利用しません」と書いています。一方、公式アカウント(お店や自治体など)とのトークルームは内容を含めて利用対象ですが、機微な情報を扱うとして指定されたアカウントは例外とされています(詳細情報ページ)。
※2026年8月時点の公式ヘルプの記載に基づきます。アプリの版や端末で画面の表記が違うことがあります。
- ホーム → 設定(歯車) → プライバシー管理
- 「情報の提供」のスイッチを確認する
- 「広告の設定」で追跡型広告の項目を確認する
- アカウント → 連動アプリで使っていない連携を解除
- 機種変更のあとは同じ画面をもう一度なぞる
「情報の提供」と「広告の設定」を1つずつ見る
- コミュニケーション関連情報
- 位置情報の取得を許可
- LINE Beacon
- 広告表示に利用するデータ
- ウェブ行動履歴の追跡型広告
- LINE内部識別子の追跡型広告
公式ヘルプは「本設定を行った場合でも、興味関心や属性…に基づかない広告の配信は行われることがあります」と注記しています。オフにしても広告は消えず、表示される内容の決まり方が変わる設定です。位置情報は緊急速報や現在地周辺の天候、近くのお店のクーポンを届けるためと説明されており、オンが前提の機能です。提供済みの位置情報は同じ画面の「情報の削除」から消せますが、消したものは戻せません。
出典: 情報の提供 / 位置情報の取り扱い / 広告の設定 / 使い方ガイド
連動アプリで外部サービスとのつながりを減らす
「ホーム」→設定→「アカウント」→「連動アプリ」にはLINEログインで使ったアプリが並び、使っていないものは「連動を解除」→「OK」で外せます(使い続けたいものは残します)。「プライバシー管理」の「アプリからの情報アクセス」では、外部アプリに渡る名前やプロフィール画像などの扱いを「常に許可」「お互いに友だちの場合は許可」「拒否」から選びます。
出典: 連動アプリの解除 / アプリからの情報アクセス
機種変更したあとに、もう一度確認する
これらの設定が新しいスマホに引き継がれるかは、公式ヘルプの移行が可能なデータの案内では確認できませんでした。引き継げないものとして挙がるのは通知音の設定とトークルームの背景画像で、プライバシー管理の各設定には触れていないので、新しい端末で開き直して確かめます。
「やめる」以外の選び方 — 使う範囲を絞る
アカウントを消すのが現実的でないなら、使う範囲を絞って折り合いをつけます。
- 「情報の提供」と「広告の設定」のスイッチをオフにする。トークの送受信そのものが止まる設定ではありません
- 使っていない連動アプリを解除して外部サービスとの接点を減らす
- 公式アカウントは必要なものだけ残し、込み入った話は別の連絡手段に分ける
「情報の提供」と「広告の設定」は、LINEをやめずに自分の側で決められる場所です。