Googleの保存容量がいっぱいと出る・減らし方がわからない
保存容量の内訳(Gmail・Googleフォト・Googleドライブ)は、スマホのブラウザで「one.google.com/storage」を開くと確認できます。
減らす順番は「ゴミ箱を空にする」→「サイズの大きいファイルから消す」。
いま使っているスマホのバックアップと、端末に残しておきたい写真は消さないでください。
「急に『保存容量がいっぱいです』と表示された」「どこで確認するのか、どれなら消していいのか分からない」——保存容量は、警告が出るまで自分がどれだけ使っているかを目にする機会がほとんどありません。Googleアカウントには無料で15GBの保存容量が付いていて(公式ヘルプ)、Gmail(メール)・Googleフォト(写真・動画)・Googleドライブ(ファイル)などで共有する仕組みで、長く使うほど少しずつ上限に近づきます。
なお、ここで言う「Googleの保存容量」は、スマホ本体の空き容量とは別物です。本体がいっぱいでもGoogle側は余っていることがあり、その逆もあります。iPhoneで本体の容量が足りない場合は → iPhoneのシステムデータが容量を圧迫していて減らせない。毎月の通信量(ギガ)とも別です → アプリの自動更新でギガを消費しないようにしたい。
さらに2026年7月以降、これまで数えられていなかったAndroidスマホのバックアップ(通話履歴・SMS/MMS(ショートメッセージ)・デバイスの設定など)も保存容量に数える形へ順次変わると、Googleからのお知らせで案内されています(増える分は平均40MB程度との説明)。お知らせメールが届いた方も、あわてず手順1で現状を確認してください。
※本記事の手順は2026年8月時点のGoogle公式ヘルプに基づいています(上記のバックアップ算入の変更のみGoogleからのお知らせに基づきます)。機種・アプリのバージョンにより画面の表記が異なる場合があります。
手順1: いまの使用量と内訳を確認する
- スマホのブラウザ(ChromeやSafari)を自分で開き、アドレス欄に
one.google.com/storageと入力します。お知らせメールが届いていても、そのメール内のリンクからは開かないでください。 - いつも使っているGoogleアカウント(Gmailのアドレス)でログインします。
- 「15GB中◯GBを使用」のような合計と、Googleフォト・Gmail・Googleドライブの内訳が表示されます。
どのサービスが一番使っているかで、この後やることが変わります。手順3もこの画面から続けるので、開いたままにしておいてください。
手順2: まずゴミ箱を空にする
削除したつもりのメールや写真が、ゴミ箱の中で容量を使い続けていることがあります。放っておいても自動で消えます(Gmailは30日後(公式ヘルプ)、Googleドライブは30日後(公式ヘルプ)、Googleフォトはバックアップ済み60日後・していないもの30日後(公式ヘルプ))。今すぐ空けたい場合は、次の手順で空にします。
空にしたものは、原則として元に戻せません。実行前に、3か所とも一覧をひととおり眺めてください。
- Gmail: アプリ左上のメニュー(三本線)→「ゴミ箱」→上部の「[ゴミ箱] を今すぐ空にする」(角括弧も画面上の表記です)をタップします。「迷惑メール」フォルダも同じ要領で空にできます。
- Googleフォト: アプリ下部の「コレクション」(機種により「ライブラリ」)→画面を下にスクロールして「ゴミ箱」→右上のメニューから「ゴミ箱を空にする」→確認画面で「完全に削除」をタップします。
- Googleドライブ: アプリ左上のメニュー→「ゴミ箱」→右上の「その他」→「ゴミ箱を空にする」をタップします。
手順3: 「サイズの大きいファイル」から順に削る
小さいものを何十件消すより、大きいものを数件消すほうが効きます。
- 手順1の画面から、容量を管理する画面へ進みます(直接開く場合は one.google.com/storage/management)。
- 手順1でいちばん大きかったサービスの項目から見ます。Googleフォトなら不鮮明な写真・スクリーンショット・サイズの大きい動画(公式ヘルプ)、Googleドライブなら「サイズの大きいファイル」、Gmailなら「大容量の添付があるメール」が、容量の大きい順に並びます。
- 中身を1件ずつ確認して、不要と判断できたものだけ削除します。迷ったものは残してください。
手順4: 使っていない端末のバックアップを整理する
機種変更で使わなくなった古いスマホのバックアップが残っていることがあります。手順3と同じ管理画面の「バックアップ」欄で端末ごとに確認・削除できます。ただしいま使っているスマホのバックアップは消さないでください。故障や次の機種変更のとき、連絡先や設定を戻すのに使うデータです。
消してはいけないもの(削除NGリスト)
- いま使っているスマホの「デバイスのバックアップ」 — 故障・機種変更時の復元に使います(手順4参照)。
- 端末に残しておきたい写真・動画 — バックアップ(同期)をオンにしている場合、Googleフォトのアプリでの削除はGoogle側と端末の両方に効きます(公式ヘルプに「デバイスからも同じ写真や動画が削除されます」と明記)。このアプリの削除では、「Google側だけ消して端末に残す」も「端末側だけ消してGoogle側に残す」もできません。端末の空きだけを増やしたいときは、削除ではなくGoogleフォトの「このデバイスの空き容量を増やす」(右上のプロフィール写真から選ぶ・バックアップ済みの写真を端末からだけ消す・公式ヘルプ)を使います。
- 仕事や手続きの控えのメール — ゴミ箱から完全削除すると、原則として元に戻せません。削除前に見直してください。
有料プランを検討する前に
これから撮る写真の容量を抑えたい場合は、Googleフォトの「フォトの設定」→「バックアップ」→「写真と動画の画質」で「保存容量の節約画質」を選ぶ方法があります(写真は16MP=約1600万画素、動画は1080p=フルハイビジョン画質が上限・公式ヘルプ)。
どうしても減らせない・思い出は消したくない場合は、有料プラン(Google One)で容量を追加する選択肢もあります。まずは上の手順で整理してからで十分です。
なお、上限を超えたままの放置は禁物です。超過中はGmailの送受信やフォトのバックアップができなくなり、超過が2年間続くとコンテンツが削除される可能性があります(公式ヘルプ)。
うまくいかない時のチェックリスト
手順1の画面を年に数回のぞいて、大きい動画とゴミ箱だけ整理しておくと、警告が出てから慌てて選ぶ必要がなくなります。