Googleアカウントの「自撮り動画」って設定した方がいい?
「自撮り動画」は、ログインできなくなったときにアカウントを取り戻すための復元手段だと公式ヘルプが説明しています。
追加は自分で画面を操作して行うものなので、様子見のまま追加しないでおくこともできます。
一度追加しても同じ画面から削除できます。ただし削除後もしばらく保持されることがある、と公式ヘルプにあります。
別物です。端末で顔認証を使っていても、自撮り動画はGoogleアカウント側に別途追加します
何に使われるのか、やめたくなったらどうなるのかは設定画面に書かれていません。公式ヘルプと公式ブログの記載だけで整理します。
※2026年8月時点の記載にもとづきます(画面の表記は変わることがあります)。

そもそも何ができる機能か
公式ヘルプが挙げている用途は3つです。
- ログインできなくなったアカウントを復元する
- 実在する人物だと確認して機能やサービスを使う
- 見た目や声が自分に似たAIコンテンツ用のアバターを作る
そのうえで再設定用のメールアドレスや電話番号といった従来の復元要素の代わりに使えると位置づけています。中心にあるのは締め出されたときの戻り道です。バックアップコードと同等かは書かれていません。控えてあるものを処分して置き換えてよい、とは読めません。
出典: 自撮り動画の公式ヘルプ / Google公式ブログ(2026年7月23日)
追加する手順
Googleアカウントのページを開いて進みます(Androidは設定アプリの「Google」からも同じ画面)。
- セキュリティとログイン → 自撮り動画
- ログイン用自撮り動画の追加 → 続行
- 画面の指示どおり複数の角度を撮影
公式ヘルプが撮影前にすすめているのは、通信とカメラの許可、目・鼻・口がはっきり写ること(サングラス・マスク・帽子は外す)、背景に人や顔写真が入らないことの3点です。
ロック中や復元手続き中のアカウントには追加できません。Google Workspace・お子様用・高度な保護機能プログラムのアカウントも、公式ヘルプが「現時点では」と断って対象外です。地域やデバイスによっては項目自体が出ないこともあります。
削除する手順
追加と同じ道順でページを開き、動画の横の削除をタップします。その動画はログインに使えなくなり、ロック解除に使っていた動画なら、その機能にアクセスできなくなる可能性があるとされています。
ただし削除後もしばらく保持されることがあります。公式ヘルプには「一定期間後」に削除される、セキュリティ対策として「しばらくの間、保持されることがあります」とあり、ポリシー違反のユーザーは長期間保存する場合があるとも書かれています。
出典: 公式ヘルプ
設定しない・様子見でも困らないか
- ロック中・復元手続き中は追加できない
- 困ってからでは登録できない
- 従来の復元手段はそのまま使える
- 登録済みの電話番号・メールが古くないか先に確認
公式ヘルプは従来の復元要素の「代わりとして使用できます」と紹介していて、従来の手段を無効にするとは書かれていません。追加しないなら、以前登録した電話番号やメールアドレスが今も使えるかを先に見ておくほうが現実的です。
安全性とプライバシーについて公式が説明していること
公式ブログによれば、保存した動画と照合し、生きた映像だと示す動作(公式ヘルプでは「首を回すなど」)を求める仕組みで、動画は暗号化して保存され、いつでも削除できるとされています。ただし安全性を保証する記載や突破率のような数値は公開されていません。同意項目もひとつあり、自撮り動画のページのGoogleサービスの改善(省略可)で、顔認識や年齢推定などの技術開発に動画と関連データを使うことを許可するかを選べます(オフにできるのは技術開発への利用までです)。
うまくいかない時のチェックリスト
顔を預けるかどうかは、撮り方の説明ではなく「戻り道をいくつ持っておくか」の話として決めると迷いが減ります。