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アプリの自動更新でギガを消費しないようにしたい

2026年8月時点
■ 先に結論

Androidは「Google Play ストア」アプリ→右上のアイコン→「設定」→「ネットワーク設定」→「アプリの自動更新」で「Wi-Fi 接続時にのみ更新」を選びます。
iPhoneは「設定」→「App Store」の「モバイルデータ通信」欄で「自動ダウンロード」をオフにします。
どちらも一度設定すれば、更新は基本的にWi-Fiにつながっているときだけ行われます。

はじめに切り分けを一つ。ここで扱うのは、スマホ本体の空き容量やGoogle・iCloudの保存容量ではなく、月々に使えるモバイルデータ通信量(いわゆる「ギガ」)の話です。スマホは、何も操作していなくてもアプリの新しいバージョンが出ると自動でダウンロードして更新する仕組みになっています。買ったときの設定のままだと、この更新にモバイルデータ通信が使われることがあり、「使っていないのにギガが減っていた」「Wi-Fiだけにしたいのに設定がどこにあるか分からない」——という声は、同じ言い回しで何度も見かけます。設定の場所が画面の奥にあるだけで、変更の操作自体は難しくありません。

※本記事の手順は2026年8月時点の各社公式ヘルプに基づいています。iPhoneの項はiOS 18版公式ガイドの記述に基づきます(iOS 26でも同じ場所にあります)。機種・OSやアプリのバージョンにより画面の表記が異なる場合があります。

まず確認: 無制限プランならこの設定は基本的に不要

データ通信が無制限(使い放題)のプランを契約している場合は、自動更新がモバイルデータで動いても残りギガが減って困ることは基本的にありません。ただし使い放題のプランでも、一定量を超えると通信速度が制限される場合があります。この記事の設定が役に立つのは、「毎月◯GBまで」のように使える量が決まっているプランや、使った量で料金が変わるプランの人です。自分のプランが分からないときは、契約している携帯電話会社の会員ページ(My docomo・My au・My SoftBankなど)で確認できます。

手順1: Androidスマホの設定(Google Play)

  1. 「Google Play ストア」アプリを開きます。
  2. 右上の丸いアイコン(自分の写真かイニシャルの丸)をタップします。
  3. 「設定」をタップします。
  4. 「ネットワーク設定」をタップします。
  5. 「アプリの自動更新」をタップします。
  6. 「Wi-Fi 接続時にのみ更新」を選び、「完了」が表示されたらタップします。

この画面の選択肢は「Wi-Fi / モバイルデータですべてのアプリを更新」「モバイルデータを節約して更新」「Wi-Fi 接続時にのみ更新」「アプリを自動更新しない」の4つです(Google Play公式ヘルプ)。「モバイルデータを節約して更新」は一部の人にだけ表示される項目と公式ヘルプに書かれているので、自分の画面に無くても異常ではありません。

設定できているかの確認: もう一度同じ画面を開き、「Wi-Fi 接続時にのみ更新」に印が付いていればOKです。

「アプリを自動更新しない」を選ぶ手もありますが、更新をすべて手動でやることになり、古いままのアプリはセキュリティ面で弱くなりがちです。ギガの節約が目的なら「Wi-Fi 接続時にのみ更新」で足ります。なお、重大なセキュリティ上の問題を直す更新については、この設定にかかわらず適用されることがあるとGoogleは案内しています。

手順2: iPhone・iPadの設定(App Store)

  1. 「設定」アプリを開きます。
  2. 「アプリ」をタップし、一覧から「App Store」をタップします。少し前のiPhoneでは、「設定」の一覧に直接「App Store」が並んでいます。
  3. 「モバイルデータ通信」の欄にある「自動ダウンロード」をオフ(緑色が消えて、つまみが左に寄った状態)にします。

これで、アプリの自動ダウンロードや自動アップデートは、モバイルデータ通信ではなくWi-Fi接続時に行われる形になります(Apple公式ガイド)。

設定できているかの確認: もう一度同じ画面を開き、「モバイルデータ通信」欄の「自動ダウンロード」のスイッチから緑色が消えていればOKです。

同じ画面の上のほうにある「自動ダウンロード」の欄には「アプリのアップデート」というスイッチもあります。こちらは自動アップデートという機能そのもののオン/オフなので、オンのままでかまいません。オンでも、「モバイルデータ通信」側の「自動ダウンロード」をオフにしておけば、更新はWi-Fi接続時に行われる形になります。

自分でApp Storeからアプリを入れるときにモバイルデータを使うかどうかは、同じ「モバイルデータ通信」の欄の「アプリダウンロード」で選べます。サイズの大きいアプリのときだけ確認を求める、常に確認を求める、といった選択肢があります。

さらにおさえたい時: iPhoneの「省データモード」

さらに通信量をおさえたい場合は、「設定」→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信のオプション」→「データモード」で「省データモード」を選ぶ方法もあります。Wi-Fiに接続していないあいだは自動アップデートやバックグラウンドの処理(アプリが裏側で行う通信)が一時停止される、とAppleが案内しています(Apple公式ガイド)。ただし他のアプリの通信にも影響するので、まずは手順2の設定だけで様子を見るのがおすすめです。

うまくいかない時のチェックリスト

Wi-Fiに接続できない期間が続くときは、手動でも更新できます。Androidは「Google Play ストア」アプリの右上のアイコンから「アプリとデバイスの管理」、iPhoneは「App Store」アプリの右上のアカウントのアイコンから、更新できるアプリの一覧を開けます(このときの通信にはモバイルデータ通信を使います)。

アプリの更新そのものはセキュリティのために大切なので、更新を止めてしまうのではなく「Wi-Fiのときだけ更新する」形にしておくのが安心です。設定を変えた月は、携帯電話会社の会員ページでデータ使用量を一度見ておくと、前の月からどれくらい変わったか確認できます。