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自動音声の電話で「1を押してください」と言われたけど押していい?

2026年9月時点
■ 先に結論

案内された番号は押さず、そのまま電話を切ります。押すと録音から人につながり、名乗った相手と話す流れに入ります(日本郵便)。
本当に自分の契約の話かは、請求書や公式サイトで自分が調べた番号にかけ直して確かめます。
NTT西日本は契約状況や回線の利用停止を自動音声ガイダンスやSMSで連絡することは一切ないとしており、日本郵便も自社を装う電話に注意を呼びかけています。

  1. 自動音声で「1を押してください」と言われた
  2. 何も押さずに通話を終える
    • 押していない請求書や公式サイトで窓口の番号を調べる
    • 押してしまった話をやめて切る・折り返さない
  3. 自分で調べた番号にかけて事実を確かめる
  4. 音声や相手が伝えた番号にはかけ直さない
  5. 判断がつかなければ188か#9110へ相談

自動音声は、こちらが何を言っても反応しません。相手の口調やためらいという、いつもなら判断に使う材料が無いまま、押すか押さないかだけを迫られます。電話中に決めようとして行き詰まるのは、そのためです。

※窓口の情報は2026年9月時点の公開情報です。電話番号や受付時間は変わることがあります。

家の固定電話で受話器を耳から少し離し、考えている人

番号を押すと何が起きるのか

番号を押す人につながる

押した人だけがオペレーターに回される

日本郵便は、自動音声を流してボタン操作でオペレーターにつなぎ、「日本郵便のお客様サービス相談センター」や実在する郵便局名を名乗る電話に注意を呼びかけています。発信元が「+」から始まる国際電話番号のこともあります。
出典: 日本郵便

一方で警察庁は、「2時間後からこの電話は使えなくなる」「使用する場合は1番を押してください」という自動音声の手口を挙げ、実在する警察本部の代表電話番号(愛知県警察本部の代表番号)が発信者番号として偽装表示された事例を公表しています。表示された番号だけでは本物かどうかを決められません。
出典: 警察庁

切ってから、手元の資料で確かめ直す

音声や相手が伝えた番号にはかけ直しません。警察庁は、電話を切って対面で最寄りの警察署に相談し、相手から教示された番号には折り返さないよう案内しています。

かけ直す先は、届いた請求書や利用明細の欄外か、契約先の公式サイトの「お問い合わせ」から探します。検索結果の上に出る広告枠の番号は使いません。

NTTファイナンスは、支払い情報を24時間Webで確認できる窓口を用意しています。電話の問い合わせ先は0800-333-6661(通話無料・平日9:00〜17:00・土日祝日と年末年始を除く)です。日本郵便のお客様サービス相談センターは0120-23-28-86(全日8:00〜21:00)です。
出典: NTT西日本(冒頭の結論) / NTTファイナンス / 日本郵便

押してしまった・話してしまった時

  • 会話をやめて電話を切ります。折り返しません。請求や契約の話が出ていても、その場で答える必要はありません。
  • かかってきた日時、相手の名乗り、押した番号、話した内容をメモに残します。以降の着信を鳴らさない設定は → 知らない番号からの迷惑電話をブロックしたい
  • カード番号・口座番号・暗証番号を伝えた、送金や電子マネーを購入した場合は、気づいた時点でカード会社や金融機関の窓口と警察に連絡します。NTTファイナンスは、Amazonギフトカードなどのプリペイドカード型の電子マネーで支払いを求めることはないとしています。
  • 戻るかどうかは自分で判断せず、窓口の指示を待ちます。

どこに聞けばいいか迷った時

どこに聞けばいいか決められない時は、消費者ホットライン188が住んでいる地域の消費生活センターにつないでくれます。消費者庁は、相談そのものに費用はかからず、窓口につながった時点から通話料がかかるとしています。急ぎでない警察向けの用件は、警察相談専用電話#9110へ。

それでも不安な時のチェックリスト

録音の声はこちらの都合を待ちませんが、請求書も公式サイトも逃げません。相手が何を名乗っても、確かめに行く先は手元にあるほうです。