複数のCSVファイルを1つにまとめて重複を消したい
Excelは「データ」→「データの取得」→「ファイルから」→「フォルダーから」で、フォルダーに入れたCSVをまとめて1つの表に結合できます。
重複行は「データ」→「データ ツール」→「重複の削除」で消せます。同じ値が並んだとき、最初に出てきた行が残ります。
Googleスプレッドシートなら「ファイル」→「インポート」で1枚のシートに足していき、「データ」→「データ クリーンアップ」→「重複を削除」です。
- 空のフォルダーを作り、まとめるCSVだけコピーする
- データの取得 → ファイルから → フォルダーから
- 結合と変換で1つの表にする
- 重複の判定に使う列を決めて、重複の削除
- 消す前に、全行入りのシートのコピーを1枚残す
- 来月はフォルダーにファイルを足して更新するだけ
手でコピペすると事故が起きるのは、注意力ではなく作業の形のせいです。CSVは1ファイルごとに先頭行が見出しなので、12か月分を順に貼れば見出し行が11本データに紛れ込み、貼り付け位置のずれも重なります。
※以下は2026年8月時点の各社公式ヘルプに基づく表記です。画面の文言はバージョンにより異なることがあります。

1混ぜる前に形をそろえる
空のフォルダーを1つ作り、まとめたいCSVのコピーだけを入れます。Microsoftの公式ヘルプは、専用フォルダーにしないと中の全ファイルと選択したサブフォルダーまで結合対象に入ること、各ファイルが一貫した列ヘッダー・データ型・列数を持つ必要があることを説明しています。
2Excelでフォルダーごと結合する
- 空のブックで データ → データの取得 → ファイルから → フォルダーから
- 手順1のフォルダーを指定し、一覧の下の 結合 → 結合と変換
- サンプルファイルを確認する(既定は一覧の最初のファイル)
- エディターで見出し行の混入を確かめ、フィルターで外す
読み込むだけの項目を選ぶと、重複を消す編集画面に入れません。文字化けする場合は、そのCSVをメモ帳で開き「名前を付けて保存」の「エンコード」をUTF-8にして読み込み直します。
3どの列で重複とみなすかを決める
伝票番号のような一意の番号があるなら、その列だけを選ぶほうが金額や備考の表記ゆれに邪魔されません。同じ番号で中身が違う行が混じるなら全列一致にします。
公式ヘルプは、同じ日付でも「3/8/2006」と「Mar 8, 2006」のように書式が違えば値は一意になる、と説明しています。判定に使う列は先に表示形式をそろえます。
4決めた列で重複行を消す
- Power Queryエディターで消すなら、判定列を選んで「ホーム」→「行の削除」→「重複の削除」。整ったら「閉じる & 読み込み」で書き出します。
- シート側で消すなら、先にシート見出しの右クリック→「移動またはコピー」で「コピーを作成する」にチェックし、全行入りを1枚残します。
- 「データ」→「データ ツール」→「重複の削除」で手順3の列を指定し、出た件数を元の行数と突き合わせます。
公式ヘルプは、削除の直後なら「元に戻す」やCtrl+Zで戻せること、アウトラインや小計を含むデータは先に外す必要があることを案内しています。戻せるのは直後だけなので、消す前のコピーが逃げ道です。
出典: 重複する値の削除 / Power Queryの重複削除
Googleスプレッドシートでまとめる
- フォルダーごと1つの表に結合
- 翌月はファイルを足して更新するだけ
- 重複の削除はデータタブのデータツール
- ファイル → インポートで継ぎ足す
- データクリーンアップ → 重複を削除
- 社外サービスに上げてよいか先に確認
2つ目以降のCSVは「ファイル」→「インポート」で「現在のシートに行を追加する」を選ぶと継ぎ足せます。業務のCSVを社外サービスへ上げるので、取引先名や個人名を含むなら勤務先の取り扱いルールを先に確認してください。
Googleの公式ヘルプは書式が違っても値が同じなら重複とみなすとし、Excelは表示される内容に依存するので、判定が食い違います。
Macや古い環境のとき
Excel for Macは、Microsoft 365のバージョン16.69以降で「データの取得 (Power Query)」が使えます。ただし取り込み元にフォルダーは無いので、Macは上のスプレッドシート経由が扱いやすいです。
出典: Mac版Power Query
フォルダーの置き場所を決めてしまえば、来月のCSVまとめは「入れて更新する」だけに変わります。