なやみ箱 暮らしと日常の悩みを、手順で解決するサイト

ガントチャートをExcelで手軽に作りたい

2026年8月時点
■ 先に結論

急ぐなら 「ファイル」 → 「新規」 のテンプレート検索で「ガントチャート」を探すのが早道です。
自分の表に合わせたいなら、開始日と終了日の列を作り、横に日付を並べて「条件付き書式」で色を付けます。
セルを手で塗らず数式で塗ると、日付を書き換えるだけでバーが動きます。

セルを手で塗る条件付き書式で塗る

日付を書き換えるだけでバーが動く

Excelには事前定義されたガント チャートのグラフ種類が無いため(Microsoft公式ヘルプ)、グラフではなく表に色を付けます。

  1. まず「ファイル新規」でテンプレートを検索
  2. 合わなければ自作: タスク名・開始日・終了日の表を作る
  3. 横に日付を並べ、条件付き書式に数式を入れる
  4. 土日と今日のルールを足す
  5. 日程が動いたら開始日と終了日を直すだけ

※手順は2026年8月時点の各公式ヘルプに基づきます。バージョンにより表記が異なることがあります。

机の上のパソコン画面に、長さの違う色つきの横棒が段々に並んでいる絵

1まずテンプレートを探す

「ファイル」 → 「新規」 の「オンライン テンプレートの検索」に「ガントチャート」か「工程表」と入れて検索します。Macは 「テンプレートから新規作成」、Excel for the web は 「新規作成」 → 「テンプレートを参照」 に同じ検索があります。
出典: Microsoft公式ヘルプ

2表の骨組みを作る

  1. 3行目を見出し行にし、A3「タスク名」、B3「開始日」、C3「終了日」と入れます。
  2. D3に左端の日付(例: 2026/8/14)、E3に =D3+1 を入れ、E3右下のフィルハンドルを右へドラッグします。
  3. 日付見出しは 「ホーム」 タブ 「数値」 の小さい矢印 → 「ユーザー定義」 → 「種類」 に d を入れて日だけの表示にします(Excel for the web ではできません)。
  4. D列から右の列幅を 2.5 程度に狭め、4行目以降にタスク名と開始日・終了日を 2026/8/17 のように入力します。

大事なのは開始日と終了日を「日付として」入れることです。Excelは日付を経過日数の数値(シリアル値)で持つため大小を比べられ、判定が成り立ちます。左に寄って表示されたら文字列の疑いで、ルールが効きません。
出典: 表示形式 / ユーザー定義 / 日付システム / 文字列の日付

3条件付き書式でバーを出す

  1. バーを出す範囲を選ぶ(左上をD4に)
  2. ホーム条件付き書式新しいルール
  3. 数式を使用して、書式設定するセルを決定 を選ぶ
  4. 次の数式を満たす場合に値を書式設定 に数式を入れ、書式 → 塗りつぶし で色を選ぶ

範囲は行を増やせるよう空き行も含めて多め(例: D4から100行目の右端)に取り、左上をD4にします。数式は次のとおりです。

=AND(D$3>=$B4,D$3<=$C4)

項目名はMicrosoft公式ヘルプの表記です。開始日・終了日が空の行は塗られません。

この数式の要は $ の位置

D$3 は行だけの固定で、下の行にコピーされても3行目の日付見出しを見続けます。$B4 は列だけの固定で、右の列にコピーされてもB列の開始日を見続けます。数式は選択範囲の左上について書き、残りは自動でずれるので、左上がD4であることが効きます。

4土日と「今日」に色を付ける

日付見出しの行(D3から右端)を選び、手順3と同じ 「新しいルール」 で =WEEKDAY(D$3,2)>=6 と入れて薄いグレーにすると、週の区切りが目で追えます。WEEKDAY関数は2つめの引数が 2 なら月曜が1、日曜が7なので、6以上が土日です。今日の印は同じ手順で =D$3=TODAY() にします(再計算で更新されます)。

ルールは 「条件付き書式」 → 「ルールの管理」 に並び、塗りつぶし同士が重なると上のルールの色だけが出ます。今日を土日より上に動かせば重なった日も今日の色になり、「適用先」 で範囲を後から変えられます。
出典: WEEKDAY / TODAY / ルールの管理

5Googleスプレッドシートで作る

同じ範囲を選んで 「表示形式」 → 「条件付き書式」 を開き、「セルの書式設定の条件」 で 「カスタム数式」 を選び、「値または数式」 に同じ数式を入れて 「完了」 をクリックします。土日と今日の数式もそのままです(ルールの追加は 「新しい条件を追加」)。
出典: Google公式ヘルプ

うまくいかない時のチェックリスト

右端より先に伸びた分は、手順2の要領で列を足してください。塗り直しが要らなくなると、工程表は更新され続ける表になります。