AIで作った画像やイラストが不自然・AIっぽいと言われる
絵全体ではなく、画像の中の文字、指や脚などの細かい部品、光と影の向き、背景の繰り返しの4か所を順に見ます。
直すときは全部作り直さず、変えたい場所と「それ以外は変えない」をセットで伝えて描き直してもらいます。
文字は画像に描かせず、あとから自分で載せるほうが直しやすくなります。
- どこを見てそう思ったのか、一か所だけ聞く
- 文字・細かい部品・影の向き・背景の繰り返しを順に見る
- 文字が原因画像から文言を外し、あとから自分で載せる
- 絵が原因直したい場所だけを指定して描き直してもらう
- 公開前に、透かしを消す加工をしていないか見直す
- 直したら、指定した場所以外が変わっていないか前の画像と見くらべる
- 指摘された場所が直っていれば完成

「AIっぽい」は感想のままだと直せない
「全体は上手なのに、どこか気持ち悪い」——そう言われても、言った本人が理由を説明できないことがあります。感想のままでは直せないので、まず「絵のどこを見てそう思ったか」を一か所だけ聞きます。聞けないなら、次の4か所を順番に点検します。
※本記事は2026年9月時点の各社公式ヘルプに基づきます。更新で画面の表記が変わることがあります。
1見る場所を4か所に分けて書き出す
良し悪しの判定ではなく、「絵のどこ」を言葉にします。
- 画像の中の文字: 看板・本の背表紙・服のロゴ。読める字の形になっているか。
- 細かい部品: 指の本数、眼鏡のつる、椅子の脚、コップの持ち手を数えます。
- 光と影の向き: 影が同じ向きに落ちているか。窓の光と人の影が食い違っていないか。
- 背景の繰り返し: 同じ形の窓・本・葉が、等間隔で並んでいないか。
書き出した場所が、次に指定する場所です。
2文字は画像に描かせず、あとから自分で載せる
OpenAI は画像生成モデルについて、大きく改善したものの、文字の正確な配置と鮮明さでは今も苦戦することがあると説明しています。他のサービスも同じとは限らないので、まず自分の画像で文字の部分だけを確かめます。
指示文からロゴ・看板・見出しの文言を外し、「文字は入れないでください」と書き添えます。文字が要るなら、出来上がった画像に写真編集アプリなどで自分で重ねます。
出典: OpenAI 公式ガイド(英語)
崩れやすい場所を、あとから直せる場所に移す
3全部ではなく、直したい場所だけ描き直してもらう
Gemini アプリの公式ヘルプ(パソコンの画面)は、次の流れを案内しています。
- 左上の「サイドバーを開く」から「ライブラリ」を選ぶ
- 直したい画像をクリックし、画像の下の「チャット アイコン」を押す
- 下のテキストボックスに、直す場所と直し方だけを書いて送信する
別のアプリでも、直したい画像を開いて、そこに指示を書き込む欄を探します(欄の名前はアプリごとに違います)。
頼み方は「左手の指を5本にしてください。それ以外は変えないでください」のように、場所と、変えない範囲をセットで書きます。直したあとは、指定した場所以外が変わっていないか、直す前の画像と見くらべます。そのために、直す前の画像は残します。
出典: Gemini アプリ ヘルプ
公開するときは、出所の情報を消さない
生成した画像には、見た目では分からない記録が一緒に入っていることがあります。画像の出どころと編集の履歴を扱う技術標準の団体(C2PA)は、この記録(コンテンツ認証情報)を、デジタルコンテンツの栄養表示ラベルのようなものと説明しています。
消す加工をせずに公開する
Google は SynthID という目に見えない透かしについて、切り抜き・フィルタ・圧縮にも耐えるよう設計されていると説明しています。自分の画像が Google の AI 製かは、Gemini に画像を送って「この画像は Google AI によって作成または編集されたもの?」と聞くと確認できます(SynthID の透かしを見ています。検出されなくても、他のAIで作られた可能性は残ると案内されています)。
これらを消そうとする加工はしません。直すのは、見た人が引っかからない絵にするためです。
出典: C2PA(英語) / SynthID(英語) / Gemini アプリ ヘルプ
それでも「AIっぽい」と言われるとき
全部を作り直すと、せっかく直っていた場所まで振り出しに戻ります。前の画像を残しながら、一か所ずつ進めます。