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子どもが物を片付けてくれなくて家が散らかる

2026年8月時点
■ 先に結論

物ごとの戻し先(住所)を子どもと一緒に決め、ふたや袋をやめて「放り込むだけ」の一動作にします。
そのうえで「片付けて」を、「そのブロックを青いかごに入れて」のように、どれを・どこに・どうする、が入った言葉に置き換えます。

  1. 一か所だけ選び、出ている物を1軍と2軍に分ける
  2. 1軍の住所を子どもと一緒に決め、その場で一度戻す
  3. ふたと袋をやめて、取り出す1手・戻す1手にする
  4. 細かい部品が入る箱は、下の子の手が届かない高さに置く
  5. 「片付けて」を、どれを・どこに・どうする、に言い換える
  6. 出した物が住所に戻っていれば、その一か所は終わりです
リビングで子どもがふたの無い青いかごにブロックを放り込み、親が隣でかごを指さしている絵

戻らない原因は4つ

場所の問題
  • 戻す場所(住所)が決まっていない
  • 戻すのに手数が多い(ふた・袋・別の部屋)
量と言葉の問題
  • 入れ物より物の量が多くて入らない
  • 「片付けて」が抽象的なまま

下の手順は、直すと戻りやすい順に並べました。

1一か所だけ選んで、1軍と2軍に分ける

  1. 手をつける場所を「リビングの床」のように目で範囲が分かる一か所だけに絞ります。
  2. 出ている物を、この一週間で使った1軍とそれ以外の2軍に分けます。 迷った物は保留箱へ入れ、見直す日を側面に書いておきます(→ 物が捨てられない・捨てたあとに後悔してしまう)。

2住所を決めて、戻す動作を一手にする

  1. 1軍の住所を子どもと一緒に決め、その場で一度戻す
  2. ふたと袋をやめ、取り出す1手・戻す1手にする
  3. 箱の正面に中身の名前・絵・色を付ける
  4. 上から放り込んで跳ね返らない余裕を残す

細かい部品が入る箱だけは例外で、下の子がいる家庭では下の子の手が届かない高さに置きます(理由は次の節)。

32軍を入れ替えて、声かけを言い換える

  1. 2軍の置き場と、入れ替える日を決める
  2. 「片付けて」を具体的な言葉に言い換える
  3. 戻す時間を一日一回だけ置く

1軍で1か月使わなかった物と2軍から遊びたい物を同じ数だけ入れ替えると、1軍の入れ物が満杯になりません。
言い換えは下の型に当てはめて作ります。
一日一回は「夕食の前」のように毎日決まった出来事に結び付け、終わりはタイマーの音で区切ります。

【言い換えの例】
 「片付けて」
   → 「そのブロックを、青いかごに入れて」
 「散らかってるよ」
   → 「床の絵本を、本棚の下から2段目に戻して」

【型】「どれを」+「どこに」+「どうする」
 一つでも抜けていたら、抜けた分を足す

細かい部品の箱だけ、下の子の手が届かない所へ上げる

※本記事で紹介する公的機関などの資料の内容は2026年8月時点のものです。最新の内容はリンク先で確認してください。

  • 3歳のこどもの口の直径はおよそ4cm(トイレットペーパーの芯とほぼ同じ)で、芯を容易に通過するサイズの物は、年上の子のシールも、おもちゃが破損して外れた小さな部品や磁石も、すべて誤飲のリスクがあります(製品評価技術基盤機構(NITE)「乳幼児の誤飲事故」)
  • 年上のこどものおもちゃには小さな部品が含まれることがあるため、商品の対象年齢を守り、対象年齢になるまではこどもの手の届かない所に保管します(こども家庭庁「窒息・誤飲事故」)

それでも戻らない時は、上から順に確かめる

一日で全部やろうとせず、一か所ぶんの住所を決めるところまでで区切ります。