洗濯してもタオルが臭い・生乾き臭が取れない
まず粉末の酸素系漂白剤で約30分つけおきしてから洗い、今ついているにおいを一度落とします。
それでも戻るなら、洗濯物の量を機種の目安まで減らし、洗濯槽そのものを洗浄します。
最後に、干す間隔をあけて風を当て、乾くまでの時間を短くします。
- 粉末の酸素系漂白剤で約30分つけおきしてから洗う
- 洗濯物は縦型なら槽の7〜8割・ドラム式は7割以下にする
- まだ臭う洗濯槽そのものを洗浄する
- 消えた干し方だけ見直す
- こぶし1個分あけて干し、風を当てる
- 乾いた直後ににおわなければ解決
乾いている間は何ともないのに、顔を拭いた瞬間だけ雑巾のようなにおいが戻る——タオルのにおいは干す前には気づけません。洗剤を変えても消えないのは、原因が洗剤の種類ではなく、繊維に残った汚れか、濡れたままでいる時間の長さか、洗濯槽の側にあるからです。手当ては「一度落とし切る」と「濡れている時間を短くする」の2つです。
※手順は2026年8月時点の各メーカー・公的機関の公開情報に基づきます。機種により表記が異なります。

1今ついているにおいを、つけおきで落とす
- 洗い桶に水かぬるま湯を張る
- 粉末の酸素系漂白剤を規定量とかす
- タオルを約30分つけおきする
- そのまま洗剤を入れていつも通り洗う
洗剤を足すよりも、つけおきで一度落とすのが先です。花王は、においが強いときに粉末の酸素系漂白剤で約30分浸してから、いつも通り洗剤を入れて洗う方法を案内しています。つけおく時間の上限は製品の表示に従います。
漂白剤は種類で使える素材が変わるので、洗濯表示を先に確かめます。粉末の酸素系は毛(ウール)と絹には使えません。使える素材は製品側の注意表示でも確かめます。塩素系は漂白力が強く、色柄物では染料まで脱色します。色柄のタオルを塩素系で脱色すると元には戻せないので、白いタオル以外は酸素系にします。
出典: 花王(漂白剤のキ・ホ・ン) / 花王(タオルのにおい)
2詰め込みすぎと洗濯槽を疑う
- 縦型は洗濯槽の7〜8割まで
- ドラム式は7割以下
- 使ったタオルはためこまない
- 洗剤の入れすぎはカスとして残る
- パナソニック: 週1回の槽乾燥
- パナソニック: 月1回の槽洗浄
- 日立: 自動おそうじありは3〜4か月に1回
- 日立: なしは1〜2か月に1回
つけおきで一度消えたのにまた戻るなら、毎回の洗いで汚れが落ちきっていないか、洗濯槽の側に原因があります。花王は洗濯物の量の目安を、縦型は洗濯槽の7〜8割まで、ドラム式は7割以下としていて、入れ過ぎると汚れ落ちが悪くにおいの原因になると説明しています。
洗濯槽の手入れは、パナソニックが週1回の槽乾燥と月1回の槽洗浄を案内しています。日立は自動おそうじ機能なしで1〜2か月に1回、ありで3〜4か月に1回を勧めています。使う洗浄剤の量と浸す時間は機種で違うので、槽洗浄は自分の洗濯機の取扱説明書の項目に従います。
塩素系の洗浄剤や漂白剤は、洗濯機に限らず、酸性タイプの製品と混ざると有毒なガスが出ます。国民生活センターは、塩素系は単独で使い、使ったあとは十分に水で洗い流してから酸性タイプを使うよう呼びかけています。槽の掃除でもクエン酸などと続けて使わず、製品の「まぜるな危険」の表示に従い、換気しながら行います。
出典: 花王(洗濯物の量) / パナソニック / 日立 / 国民生活センター
3乾くまでの時間を短くする
- 脱水が終わったらすぐ取り出して振りさばく
- こぶし1個分以上あけて干す
- 窓際・壁際を避け、部屋の中央や空気の通り道へ
- 扇風機やサーキュレーターの風を直接当てる
洗い上がりが同じでも、乾くまでが長いとにおいは戻ります。花王は、こぶし1個分以上あけること、空気が滞りやすい窓際や壁際を避けること、風を直接当てることを案内しています。バスタオルはじゃばらに留めると布の重なりが減ります。
洗濯後に入れっぱなしにすると、その時間ぶん濡れたままになります。すぐ干せない日は洗濯の開始時刻をずらします。
出典: 花王(部屋干し)
それでも取れない時のチェックリスト
花王は、タオルを長く使うほど繊維に菌のかたまり(バイオフィルム)が増えること、においが強く出る部分ほどその量が多いことを発表しています。つけおきをしても短期間で戻るタオルは、洗い方ではなく買い替えの時期と考えたほうが早く片づきます。
出典: 花王(2022年発表) / 花王(2024年発表)