Excelの2つのファイルのどこが変わったか比べたい
2つの表を1つのブックに入れ、新しいシートに =IF('旧'!A1='新'!A1,"","変更") を入れて表と同じ広さまでコピーすると、値が変わったセルに「変更」と出ます。
条件付き書式なら、変わったセルに色も付けられます。
行の追加・削除があるとそこから下がずれるので、先に番号の列で行の位置をそろえます。
- 比べる2つの表を1つのブックに入れる
- 番号の列で、追加・削除された行を調べる
- 行の増減なしそのまま次へ
- 行の増減あり空の行を入れて同じ番号を同じ行にそろえる
- 新しいシートにIFの式を入れて表の広さまでコピー
- 「変更」と出たセルが変わった場所
※2026年10月時点のMicrosoft公式ヘルプに基づく内容です。条件付き書式の画面は、Mac版・Web版で項目の並びが異なります。

12つの表を1つのブックに入れる
条件付き書式は別のブックを参照できないため(条件付き書式を使用して Excel 内の情報を強調表示する)、表を1つのブックにまとめます。元のファイルは直接変えず、コピーしたファイルで作業します。
片方の表をコピーし、もう一方のブックの新しいシートの、元と同じセルに貼り付けます。Mac版は両方のブックを開いた状態で「編集」メニューの「シート」→「シートのコピー」で「移動先ブック」を選び、「コピーを作成する」をオンにする方法もあります(ワークシートまたはワークシートのデータを移動またはコピーする)。シート名は更新前を「旧」、更新後を「新」にします。
2行の追加・削除を先に調べる
数式は同じ位置のセルどうしを比べるので、行が1つずれると以降は別の行と比べてしまう
見積番号など行ごとに違う値の列を使います。番号がA列の2〜500行目なら、「新」の空いた列の2行目に =COUNTIF('旧'!$A$2:$A$500,A2) と入れて下までコピーします。0の行が追加された行です。「旧」にも '新' を見る同じ式を入れると、0の行が削除された行です(Microsoft Excel で COUNTIF 関数を使用する)。
見つかった行に合わせ、もう片方に空の行を入れます。上の行から1か所ずつ、行番号を右クリックして「挿入」(Web版は「行の挿入」)を選び、同じ番号が同じ行に並んだか確かめて次へ進みます。そろったら、補助の列は両方のシートで列の上部を右クリックして「削除」(Web版は「列全体」)します(Excel で行と列を挿入または削除する)。
3差分を出すシートを作る
- 新しいシートを足す
- A1に =IF('旧'!A1='新'!A1,"","変更") と入れる
- A1をコピーして、表と同じ広さに貼り付ける
- 「変更」と出たセルが変わった場所
式の形はIF 関数のとおりです。アルファベット以外のシート名は '旧' のように単一引用符で囲みます(セル参照を作成または変更する)。
4元の表で変わったセルに色を付ける
「新」の表をA1から右下までドラッグして選び、「ホーム」タブの「条件付き書式」から「新しいルール」を開きます。式は =A1<>'旧'!A1 です(<> は「等しくない」。演算子と Excel での優先順位)。
- ルールの種類で「数式を使用して、書式設定するセルを決定」
- 「次の数式を満たす場合に値を書式設定」に式を入れる
- 「書式」で塗りつぶしの色を選ぶ
- 「スタイル」で「クラシック」
- 「数式を使用して書式設定するセルを決定」に変更
- 「書式」→「カスタム書式」で色を選ぶ
- 「条件付き書式」作業ウィンドウ
- 「ルールの種類」で「数式」
- 式を入れて「完了」
式の欄でセルをクリックすると $A$1 の形で入ります。$は消して相対参照の A1 の形にします(条件付き書式を使用して Excel 内の情報を強調表示する。Mac版の画面はExcel for Mac で数式を使って条件付き書式を適用する)。