Excelでセルの背景色だけをコピーしたい(罫線やフォントは変えずに)
ハケ(書式のコピー/貼り付け)は罫線やフォントまで写すので、背景色だけなら色を「数値」で写します。
元のセルで「塗りつぶしの色」→「その他の色」→「ユーザー設定」を開き、「現在の色」が元のセルと同じか見比べてから赤・緑・青の数値を控え、貼りたいセルで同じ数値を入れます。
一度塗れば、残りのセルは「塗りつぶしの色」ボタンやF4キー(可能な場合)で同じ色を続けて塗れます。
- 写したい色が、パレットにある色かを見る
- パレットにある色パレットで同じ色を選んで塗るだけ
- 細かく調整した色数値で写し、残りはボタンかF4で続けて塗る
- 背景色だけが同じになれば完了

ハケだと罫線やフォントまで変わる理由
「書式のコピー/貼り付け」は、元のセルの書式をまとめて写す機能です。色だけでなくフォントの種類や大きさ、罫線の形まで1セットで運ぶため、表の枠や文字の見た目が崩れます。貼り付けのオプションの「書式設定」(形式を選択して貼り付けの「書式」)も、コピーしたセルの書式のみを貼るので、色以外の書式も一緒に貼られます。
標準のパレット(テーマの色・標準の色)に並んでいる色なら選び直せば済みますが、そこに無い色を見た目で選ぶとわずかにずれます。そこで、色を数値で写します。
※2026年10月時点のMicrosoft公式ヘルプに基づく、Windows版Microsoft 365の画面での説明です。Mac版やWeb版は画面の名前や手順が異なる場合があります。
出典:書式のコピー/貼り付けを使用する / 貼り付けのオプション / Excel でセルの背景色を追加または変更する
1元のセルの色の数値を確かめる
- 色を写したい元のセルを1つ選ぶ
- 「ホーム」 → 「塗りつぶしの色」の横の矢印 → 「その他の色」
- 「ユーザー設定」タブで「カラー モデル」をRGBにする
- 「赤」「緑」「青」の3つの数値をメモし、色を確定せずにダイアログを閉じる
開いたときの「現在の色」に元のセルの色が出ているか、セルと見比べて確認してください。Excel 2021 で追加された「Hex」ボックスに、16進数値(「#0F4C81」のような形)を入力することもできます。
誤って色を確定し、元のセルを塗ってしまったときは、すぐにCtrl+Zで元に戻せます。
出典:Choosing colors in the Colors dialog box / テキストの色を変更する / Excel 2021 for Windows の新機能 / Excel のキーボード ショートカット
2貼りたいセルに同じ数値で塗る
- 色を付けたいセル(範囲)を選ぶ
- 「塗りつぶしの色」の横の矢印 → 「その他の色」
- 「ユーザー設定」タブで控えた数値を入れる
- 色を確定してダイアログを閉じる
「塗りつぶしの色」は、セルの背景色やパターンを指定または変更する機能です。
出典:Excel でセルの背景色を追加または変更する / テキストの色を変更する
3残りのセルは続けて塗る
一度その色で塗ったあとは、数値を入れ直す必要はありません。
- 「塗りつぶしの色」ボタンを押すと、最後に選んだ色が塗られます
- 別のセルを選んですぐF4キーを押すと、直前の操作(塗りつぶし)が繰り返されます(可能な場合)
- 自分で作った色は、パレットの「最近使用した色」に最大10色まで並びます
F4は「直前の操作」を繰り返すキーなので、間に文字の入力など別の操作をはさむと、そちらが繰り返されます。その場合は「最近使用した色」から選び直します。
よく使う色は、赤・緑・青の数値をシートの隅に書き残しておくと、次は手順1を飛ばせます。
出典:Excel のキーボード ショートカット / Excel でセルの背景色を追加または変更する